朝からよく晴れた、10月最初の土曜日。
心地よい風が吹き、子どもたちの作った藍染のこいのぼりと旗が、楽しそうに踊り見守る中、 運動会が行われました！
まず始まったのは、年少の部。
いつもと違う雰囲気にワクワクしながらも、朝のお歌が始まるとに一生懸命歌っている子ども達の様子が、印象的でした。
アイルランドの曲を使ったリールダンスでは、普段踊っているダンスをお父さんお母さんに見せるんだ！という楽しさが感じられ、子ども達はキラキラした笑顔で取り組んでいました。
「山越えかけっこ」では、ゴールにお父さんお母さんがいます。
みんなお父さんお母さんを見つけると満面の笑みで走り出し、本当に嬉しく、楽しんでいるのが伝わってきました。
何をやっても可愛い年少さん。小さい身体で一生懸命取り組む姿は、会場で見守る大人たちを癒し、感動を与えてくれました。
演技や競技が始まる前の、子どもたちのちょっと不安気な表情と、終わった後の誇らしげな表情が、とても印象的でした。
.
.
.
年少の部が無事終わった後、続いて年長、年中合同の部が始まりました。
年中さんのダンス「リングリンガリン」は、子どもたちがお気に入りの一曲だそう。
運動会前に、家で何度も踊ってくれていました。
昨年の年少さんのときと比べて、振り付けや動きが増えているにも関わらずリズムに合わせてしっかりと踊る姿に、子どもたちの1年の成長を実感しました。
続いて、年長さんの「ダンスの旅」は三か国のダンスを踊ります。
その中で年長さんは「こきりこ節」が大好きです。普段からこの曲を耳にすると、自然にからだが動きます。今までお兄さんお姉さんに憧れ、真似をして踊っていましたが今日はいよいよ自分たちの番です。
大きくなったからだを存分に動かし、青空の下でのびのびと踊っている姿がとても素敵でした。
久しぶりに復活した、年長さん年中さんが一緒におこなう「電車ごっこ」。
年長さんが年中さんのペースを見ながらゆっくりと進む姿、年長さんも年中さんも元気に駆け出して進む姿、子ども等それぞれに電車ごっこを楽しむ姿が、とても微笑ましかったです。
年長さんのリレーは、圧巻でした。
バトンをしっかりと握り締め、転ばないようにしながらも、力強く駆け抜ける子どもたちの、真剣な表情。
普段の穏やかな子どもたちの様子とは少し違う姿、あと半年で卒園することが納得できるたくましさを、感じました。
ゴールの瞬間は、会場全体が大きく盛り上がりました！
運動会の締めくくりは、子どもと保護者が一緒に行う「おんぶごっこ」。
子どもたちがお母さん、お父さんを見つけた時の嬉しそうな顔と、久しぶりのおんぶで嬉しそうなお父さんお母さんの姿が目に焼き付いています。
子ども達の幼稚園での様子や成長した姿を、改めて感じることができた日だったと思います。
保護者から見ても、運動会の後は、さらにクラスのお友達との一体感が強まり、仲が深まっているように感じ取れて、また嬉しくなりました。
来年の運動会も、今からとても楽しみです。
