本園のめざすもの

発達の後押しについて

一人ひとりの成長のために「虹の子」作業療法師との取り組み

一人ひとりの成長発達は一人ひとり異なります。
その成長の姿を大切にしながらも、発達において必要なお子さんには成長の後押しとなるような取り組みをご家庭と話合いの上、積極的に行っていきます。

当園では作業療法士の指導のもと、「虹の子」という感覚統合を目的としたクラスを 発達において必要なお子さんに向けて、毎週金曜日に開室しています。『虹の子』では、トランポリンやトンネル、平均台、はしごなどの遊具を使ってしっかり身体を動かし、揺れたり、バランスをとったり、触覚を楽しんだりと様々な感覚運動経験をします。子供は様々な体の動かし方をすることによって、様々な感覚刺激を統合して、トランポリンから落ちずに跳べたり、トンネルを頭を低くしてくぐるなどが出来るようになります。それが感覚統合の目的です。そしてその体験を積み重ねていくのです。

「感覚は脳の栄養」という言葉があるように、子どもにとって、身体を動かして遊びいろいろな感覚を取り入れることは心身の発達をうながしていきます。
そして、クラス担任と連携をして子どもの状態を共有します。そのような保育の日々を過ごすうちに筋肉や感覚器官の発達を促し、その子自身の成長も伴い、発達における難しさからくる過敏さが少しずつ軽減し、身体や人間関係の変化がゆっくりとみられてきます。

体を動かし感覚に働きかけ、子どもが抱えている、困っている特性を周囲が理解し、生かせる長所は伸ばしていく事が出来るように、というのが本園の虹の子の目的です。

具体的には以下のことを主なねらいとして活動しています。

  • いろいろな姿勢で動いたり、バランスをとって歩いたりすることで、自分の身体を安全に動かすことを学びます。
    それによって動いている時でも安定した姿勢を保ち、又きちんと椅子に座ることが出来るようになります。
  • しっかり身体を支えて、梯子渡りや高い台によじ登ったり、力を入れて引っぱったりすることで、手先の操作の基盤になり、利き手がうまく使えるようになります。
  • タオルケットブランコや大きなバランスボールなどの揺れる感覚で、空間の中で動く楽しみを味わいます。それは身体を程よくリラックスして、滑らかに動くようになることにつながります。
  • 足を揺らしたり、バランスボールでマッサージをしたり、木のボールプール(現在はコロナ禍で中止しましたが)で触覚を楽しみます。触覚刺激は安心感を与えて、情緒の安定につながります。
  • ボールやお手玉、風船なども使い、平均台やバランスボールなどの不安定なところで身体を動かしながらでも見るべきものを注目する活動をします。それによって先生の話を注目して聞いたり、集中して物事に取り組めるようになったりします。
  • 活動中に先生は、歌ったり、トランポリンでジャンプをしている子ども達とじゃんけんをしたり、「1,2,」と声を駆けたりします。タイミングやリズムを人と合わせ身体を動かすことは、コミュニケーションの基本を育てます。

設定遊具や行う活動は数か月毎に変わります。
一人ひとりの子どもたちに合わせて楽しみながら活動しています。

身体の基礎を形作る乳幼児期にどれだけ感覚(五感)を使い、発達させることが出来るかが、この時期の命題です。0歳から6歳までの成長において最も大切な課題は健康な体をつくることです。健康な体はどのように作られるのでしょうか。それは体を動かし、感覚を使い、遊ぶことによってです。体を動かし、遊ぶというという感覚刺激がそのまま身体の構造を造っていくわけです。

先に「感覚は脳の栄養である」ということばを紹介しましたが、5感を通した感覚刺激が栄養となり脳を構築していくのです。0歳から6歳の子どもに子どもにとって、身体を動かして遊ぶことによって、いろいろな感覚を使うこと、そのことが、子どもの心身の発達を促します。

 まずはお問合せ下さい。また、 お母さんと未就園児の集い『星の会』や『幼稚園で遊ぼう会』(開催日時はホームページに記載)にご参加されることをお勧めします。お子さんの発達相談を受け付けております。

座って順番を待つ
トランポリンを跳ぶ
平均台の上を歩き魚釣りをする
トンネルくぐり
ボールをタッチして着地をする
ボードに座り縄を引いて柱まで戻る