
一人ひとりの成長発達は一人ひとり異なります。
その成長の姿を大切にしながらも、発達において必要なお子さんには成長の後押しとなるような取り組みをご家庭と話合いの上、積極的に行っていきます。
当園では作業療法士の指導のもと、「虹の子」という感覚統合を目的としたクラスを 発達において必要なお子さんに向けて、毎週金曜日に開室しています。『虹の子』では、トランポリンやトンネル、平均台、はしごなどの遊具を使ってしっかり身体を動かし、揺れたり、バランスをとったり、触覚を楽しんだりと様々な感覚運動経験をします。子供は様々な体の動かし方をすることによって、様々な感覚刺激を統合して、トランポリンから落ちずに跳べたり、トンネルを頭を低くしてくぐるなどが出来るようになります。それが感覚統合の目的です。そしてその体験を積み重ねていくのです。
「感覚は脳の栄養」という言葉があるように、子どもにとって、身体を動かして遊びいろいろな感覚を取り入れることは心身の発達をうながしていきます。
そして、クラス担任と連携をして子どもの状態を共有します。そのような保育の日々を過ごすうちに筋肉や感覚器官の発達を促し、その子自身の成長も伴い、発達における難しさからくる過敏さが少しずつ軽減し、身体や人間関係の変化がゆっくりとみられてきます。
体を動かし感覚に働きかけ、子どもが抱えている、困っている特性を周囲が理解し、生かせる長所は伸ばしていく事が出来るように、というのが本園の虹の子の目的です。
具体的には以下のことを主なねらいとして活動しています。
設定遊具や行う活動は数か月毎に変わります。
一人ひとりの子どもたちに合わせて楽しみながら活動しています。
身体の基礎を形作る乳幼児期にどれだけ感覚(五感)を使い、発達させることが出来るかが、この時期の命題です。0歳から6歳までの成長において最も大切な課題は健康な体をつくることです。健康な体はどのように作られるのでしょうか。それは体を動かし、感覚を使い、遊ぶことによってです。体を動かし、遊ぶというという感覚刺激がそのまま身体の構造を造っていくわけです。
先に「感覚は脳の栄養である」ということばを紹介しましたが、5感を通した感覚刺激が栄養となり脳を構築していくのです。0歳から6歳の子どもに子どもにとって、身体を動かして遊ぶことによって、いろいろな感覚を使うこと、そのことが、子どもの心身の発達を促します。
✽ まずはお問合せ下さい。また、 お母さんと未就園児の集い『星の会』や『幼稚園で遊ぼう会』(開催日時はホームページに記載)にご参加されることをお勧めします。お子さんの発達相談を受け付けております。